名前
ksyms - エクスポートされているカーネルシンボルを表示する
書式
ksyms [-ahm]
説明
ksyms は、エクスポートされているカーネルシンボルに関する情報を表示する。表示 フォーマットはアドレス、名前、定義が行われているモジュールである。
オプション
-a, --all | |
全てのシンボルを表示する。デフォルトでは、カーネル固有のシンボルは 表示されない。 | |
-h, --noheader | |
ヘッダ行を表示しない。 | |
-H, --help | |
オプションの一覧を表示して終了する。 | |
-m, --info | |
モジュールの情報を表示する。各モジュールがロードされているカーネル空間上の アドレスとモジュールの大きさも表示する。 | |
-V, --version | |
ksyms のバージョンを表示する。 | |
関連項目
insmod(8), modprobe(8), depmod(8), rmmod(8), lsmod(8).
バグ
ksyms [ -V | --version ] は直ちに終了するべきである。 しかしながら、現在はバージョン情報を表示した後、 何もオプションが指定されなかったかのように振舞う。
履歴
ksyms を最初に考えたのは Bjorn Ekwall <bj0rn@blox.se> である。 -m オプションを考えたのは David Hinds <dhinds@allegro.stanford.edu> である。 バージョン 2.1.17 への更新は Richard Henderson <rth@tamu.edu> が行った。