名前


stpcpy - 文字列をコピーし、コピーした文字列の終りへのポインタを返す

書式


#define _GNU_SOURCE #include <string.h>

char *stpcpy(char *dest, const char *src);

説明


stpcpy() 関数は、src で指された文字列を (文字列を終端する ’\0’ を含めて) dest で指された配列にコピーする。 文字列は重複してはならず、コピー先の文字列 dest はコピーを受け取る のに十分大きくなくてはならない。

返り値


stpcpy() は、文字列 dest の始まりではなく 終りを指すポインタ (すなわち、文字列を終端する NULL バイト) を返す。

準拠


この関数は、C や POSIX.1 標準の一部ではなく、Unix システムの慣習的な ものでもないが、GNU の発明というわけでもない。 ひょっとしたら MS-DOS 由来のものかもしれない。


例として、このプログラムは foobar を連結して foobar を作るために stpcpy() を使用し、その後表示する。

#include <string.h>

int main (void) { char *to = buffer; to = stpcpy(to, "foo"); to = stpcpy(to, "bar"); printf("%s\n", buffer); }

関連項目


bcopy(3), memccpy(3), memcpy(3), memmove(3), strcpy(3), wcpcpy(3), feature_test_macros(7)

openSUSE Logo

コンテンツ