名前


futimes - オープンされたファイルのアクセス時刻と修正時刻を変更する

書式


#include <sys/time.h>

int futimes(int fd, const struct timeval tv[2]);

説明


futimes() は utimes(2) と同じ方法でファイルのアクセス時刻と修正時刻を変更する。 違いは、タイムスタンプを変更するファイルを、 パス名ではなく、ファイルディスクリプタ fd を用いて指定する点である。

返り値


成功すると 0 を返す。エラーの場合 -1 を返し、 errno を適切に設定する。

エラー


エラーは utimes(2) と同じだが、以下のエラーが追加になっている:
EBADF fd が有効なファイルディスクリプタでない。
ENOSYS /proc ファイルシステムにアクセスできなかった。

バージョン


futimes() は glibc 2.3 以降で利用可能である。

準拠


4.2BSD。 Linux 以外では、この関数は BSD のみで利用可能である。

関連項目


futimesat(2), utime(2)

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