名前


printf - データを整形して表示する

書式


printf format [argument...]

printf [--help] [--version]

説明


printf は文字列 format を表示する。その際 ‘%’ は書式指定子として、 また ‘\’ はエスケープ文字として解釈される。 解釈のしかたは C の printf(3) 関数と同じである。 引き数 format は与えられた argument すべてをコンバートするのに必要な回数分再利用される。

printf は表示する文字の番号を指定するために、以下のエスケープを認識する。
\0ooo 8 進数 (‘ooo’ の部分は 0 桁から 3 桁まで)
\xhhh 16 進数 (‘hhh’ の部分は 1 桁から 3 桁まで)
\uNNNN Unicode 16 ビットコード
\UNNNNNNNN Unicode 32 ビットコード
Unicode は環境変数 LC_CTYPE に基づいて表示され、iconv を必要とする。 printf には ‘\c’ というエスケープが追加されており、 表示をその位置で停止させる。また ‘%b’ という書式指定子が追加されている。 これは引き数で指定された文字列中の ‘\’ を format 内部で指定された ‘\’ と同じように取り扱う。

オプション


GNU printf が引き数 1 つだけで起動された場合には、 以下のオプションが認識される:
--help 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
--version
 標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。

注意


プログラムのバグについては bug-sh-utils@gnu.org に報告してください。 ページの更新は Ragnar Hojland Espinosa <ragnar@ragnar-hojland.com> が行っています。

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