名前


papstatus - AppleTalk で接続されたプリンタの状態を取得する

書式


/usr/sbin/papstatus [ -d ] [ -p printer ] [ retrytime ]

説明


papstatus は AppleTalk で接続されたプリンタから 現在の状態メッセージを取得するのに使われる。 状態情報の取得には プリンタアクセスプロトコル (Printer Access Protocol, PAP) が使われる。

コマンドラインでプリンタが指定されてない場合、 papstatus はカレントディレクトリの中の .paprc という名前のファイルを探し、 このファイルを読んでプリンタ名を取得する。 .paprc には object: type@ zone という形式の単一の行がなければいけない。 ここで、 object, :type, @zone はオプションである。 typezone の前には、それぞれ ‘:’ と ‘@’ がなければいけない。 空行と ‘#’ で始まる行は無視される。 typezone のデフォルトは、それぞれ LaserWriter とローカルホストのゾーンである。

オプション


-d デバッグモードを有効にする。追加情報が標準エラーに表示される。
-p printer
 printer から状態を取得する (プリンタ名を見付けるために .paprc ファイルを参照しない)。 printer の書式は、上の .paprc ファイルで述べたものと同じである。
retrytime
 通常、 papstatus はプリンタから 1 度しか状態を取得しない。 retrytime が指定されると、プリンタへの問い合わせの間に retrytime 秒間スリープして、繰り返し状態を取得する。

ファイル


.paprc プリンタ名が書かれたファイル

関連項目


nbp(1), pap(8)

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