名前
lsmod - ロードされているモジュールの一覧を表示する
書式
lsmod [-hV]
説明
lsmod は、全てのロードされているモジュールに関する情報を表示する。
表示のフォーマットは名前、大きさ、使用カウント数、 参照しているモジュールの一覧である。 表示される情報は /proc/modules から入手できる情報と全く同じである。
モジュールが自分のアンロードを can_unload ルーチンを使って制御している場合、 lsmod が表示する使用カウント数は実際の使用カウント数とは関係なく -1 となる。
オプション
-h, --help | |
オプションの一覧を表示して直ちに終了する。 | |
-V, --version | |
lsmod のバージョンを表示して直ちに終了する。 | |
関連項目
insmod(8), modprobe(8), depmod(8), rmmod(8), ksyms(8)
履歴
モジュール対応を誰が最初に考えたのかは不明である。 Linux 用の最初のバージョンは Bas Laarhoven <bas@vimec.nl> が作成した。 バージョン 0.99.14 は Jon Tombs <jon@gtex02.us.es> が作成した。 Bjorn Ekwall <bj0rn@blox.se> が拡張を行った。 バージョン 2.1.17 への更新は Richard Henderson <rth@tamu.edu> が行った。 Bjorn Ekwall <bj0rn@blox.se> が 1999 年 3 月に更新した。