名前
io_destroy - 非同期 I/O コンテキストの消去
書式
#include <libaio.h>
int io_destroy(aio_context_t ctx);
説明
io_destroy() は、I/O コンテキストのリストから指定された非同期 I/O コンテキストを削除した後、そのコンテキストを消去する。 io_destroy() は、ctx 上に未処理の非同期 I/O 命令及び 完了キューのブロックの取り消しも行うことができる。
返り値
成功した場合、 io_destroy() は 0 を返す。
エラー
EINVAL | ctx で指定された AIO コンテキストが無効である。 |
EFAULT | データ構造の中に無効なデータを指しているものがある。 |
ENOSYS | io_destroy() はこのアーキテクチャでは実装されていない。 |
バージョン
非同期 I/O システム・コールは 2002年8月に Linux 2.5 で初めて登場した。
準拠
io_destroy() は Linux 固有であり、移植を想定したプログラムで使用すべきではない。
関連項目