名前


tsort - 有向グラフのトポロジカルなソートを行う

書式


tsort

tsort [--help] [--version]

説明


tsort は与えられた FILE の内容をトポロジカルにソートする。 FILE が与えられないと標準入力から読み込む。また FILE が ‘-’ だった場合には標準入力が用いられる。

tsort 空白で区切られた文字列の組み合わせを FILE から読み込み、 各組み合わせの順序から全体の順序関係を求めて標準出力に書く。 循環が見付かった場合には、最初の循環を標準出力に書く。

オプション


--help 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
--version
 標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。


tsort に "X は Y より前に起こった" というペアを与え、 それがソートできるかを見てみよう。 各行に与える部分的な順序は、 必ずしも全体の順序で隣接しているわけではないことに注意。

tsort << EOF neolitic bronze greeks linux pyramids greeks bronze pyramids bronze greeks EOF

出力は以下となる。

neolitic bronze pyramids greeks linux

注意


プログラムのバグについては bug-textutils@gnu.org に報告してください。 man ページは Ragnar Hojland Espinosa <ragnar@ragnar-hojland.com> が作成しました。

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